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【原因と対処法】トイレタンクからの水漏れ

トイレのトラブルで一番多いのがトイレタンクからの水漏れです。一度に流す水の量は大6L、小5Lが主流となっていて、一昔前に比べると水量はだいぶ少なく抑えられていますが、それでも一度に流す際にはそれだけの水量が必要で、タンクにはそれ以上の水が常時蓄えられていることになります。多くの水が蓄えられたタンクは、床がびしょびしょになるくらいの水漏れを起こしてしまうケースもあります。そうなってしまったときに、まずは原因がなんなのかセルフチェックをしてみましょう。
 
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(この時点で、「そんなのんきなことを言っている場合ではない!とにかく早く水を止めたいんだ!!」という方はひとまず、止水栓を閉めてみましょう。だいたいの止水栓の位置はタンク横かタンク下からの給水管にあります。マイナスドライバーで時計回りに回しましょう。)
 
 
トイレタンク水漏れの原因とセルフチェックのポイント
 
水漏れトラブルが起きたら、まずは症状を確認しましょう。
 
【症状例】
□手洗い部分からのチョロチョロとした水が止まらない
□流した後のチョロチョロとした水が止まらない
□タンクと便器の間から水漏れしている
□配管や水道栓の接続部分などからの水漏れ
 
 
【考えられる原因】
原因はタンクの内部か外部かで大きく二つに分けられます。手荒い部分や、便器内のチョロチョロ水が止まらない場合はタンク内部が原因のことが多いです。一方、床が濡れているなどの場合はタンク外部からの水漏れの可能性が高いでしょう。
それでは、それぞれの原因をセルフチェックもしながらみていきましょう。
 
 
◎タンク外部の水漏れ
タンクと便器の間の水漏れや床が濡れてしまうような水漏れに関しては、外部に原因があることが多いので、比較的原因はつきとめやすいと思います。どこから水が漏れているのか探してみましょう。
 
 
[セルフチェックポイント①]
給水管のナットで固定されている結合部分はしっかり閉まっていますか?大きく分けて3か所にあるので、確認してみましょう。
 
 
[セルフチェックポイント②]
止水栓のパッキンは劣化していませんか?劣化している場合は交換しましょう。
 
 
 
◎タンク内部の水漏れ
まずはタンクのフタをあけてみましょう。タンク内には多くの部品がありますが、以下で紹介する3つをおさえておけばよいでしょう。各部品の役割を知って、きちんと機能しているかを確認をしましょう。
 
 
・ボールタップ
浮き玉がついた水量を調節する大事な部品です。浮き玉が下がれば給水し、浮き玉が上がれば水は止まります。
 
 
[セルフチェックポイント③]
浮き玉はきちんと浮いていますか?水が入って浮力がなくなるといつまでたっても水が溜まっていないことになって、チョロチョロ水が流れ続けてしまいます。
 
 
・オーバーフロー管
ボールタップが故障した際に、タンクから水が溢れだすのを防ぐためにあります。
 
 
[セルフチェックポイント④]
オーバーフロー管は折れていませんか?ヒビは入っていませんか?折れていたり、根元からヒビが入っていると、結構な量の水が便器に流れ出します。
 
 
・フロートバブル(浮きゴム)
フロートバルブが開閉することによって、タンク内の水が便器へ流れたり、止まったりします。
 
 
[セルフチェックポイント⑤]
はずれていないか確認しましょう。ゴムの経年劣化はしていませんか?フロートバルブが機能していないと、タンクから便器へ永遠に水が流れ出してしまいます。
 
 
原因が分かったら対処しましょう
 
 
◎自分で修理する場合
部品の劣化や交換が必要な場合、原因がはっきりしていれば自分で作業できるところも多いので、部品や工具が用意できるようであれば自分で直してしまってもよいでしょう。ナットを閉める、パッキンを交換するなどの簡単な作業は自分でできるものが多いです。
 
 
◎業者に頼んだ方がいい場合
配管そのものが故障している場合は素人が対処するには難易度が高いので業者を呼びましょう。
 
 
また、原因が曖昧なまま自分で作業してしまったあとに、「原因違った…!!」となると時間も部品代などもったいないので、業者に頼んでしまった方が無難です。
 
 
緊急性が高い水漏れの場合も、まずは止水栓を閉め、あまり自分でどうにかしようとせず、落ち着いて業者を待ちましょう。
 
 
業者選びでお困りの場合は、水道修理センターにご連絡ください。
 
 
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2017.06.08更新